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妄想モードにみるナッジ理論

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「どうするの?」→「ずっといっしょだね」

ぱちんこGANTZに搭載されている
人気の「妄想モード」
できればこのモードに長く滞在していたいという人も多いだろう。

通常こういった専用モードには30回転くらい滞在して 通常モードへ戻されるというのが基本だが・・・

京楽の気の利いているところは、
このモードにまだいるか、出るかを選択させる際に デフォルトを「YES」にしているところだ。 (最近のはカスタマイズで縛れるようだ)

逆に学園的なモードに滞在させておいて
このウザいモードを抜けたい人は今ボタンを押してください というストレスがたまる設計になっていた台もかつてあったようだ・・・

リチャード・セイラー教授の「ナッジ理論」

2017年にノーベル経済学賞を受賞したリチャード・セイラー教授の 「ナッジ」という理論がある。

ナッジ(nudge)とは、「ヒジで軽く突く」という意味でちょっとした工夫で人間の行動を変えるという戦略のことだ。

その成功例としてアメリカの確定拠出年金制度の話がある。

セイラーは希望者が面倒な手続きをしてして加入を決定する必要があった制度を、
デフォルト設定で全員に加入させ、希望しない者は加入しないこともできるよう提案した。
その結果、加入率は49%から86%に跳ね上がったという。

ちなみにこの確定拠出年金制度はもちろん加入したほうが得だったのにも変わらず面倒くさいという理由で加入者が伸び悩んでいたという話だ。

妄想モードとナッジ理論の共通点

これを「妄想モード」の例に置き換えると…

本当は楽しいモードなのに、

ボタンを押さないと続けられず 面倒くさくて(恥ずかしくて)ボタンを押さず、通常モードに戻されて「本当は続けたかったのに・・・」とストレスを溜めさせるよりも、

わざわざボタン押さなくてもデフォルトで継続させることにより、楽しい時間をできるだけ長く過ごせるように配慮されていると言えないだろうか・・・

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