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パチスロリゼロとかいう破壊的イノベーション

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イノベーションのジレンマ

パチスロをヘビーユーザーの満足度を最大化しようと合理的に開発すればするほど、正しく優等生的な開発をしたがゆえにそのメーカー本来の持ち味が破壊されてしまうジレンマに陥ってしまう ...

イノベーションのジレンマ(英: The Innovator's Dilemma)とは、巨大企業が新興企業の前に力を失う理由を説明した企業経営の理論。クレイトン・クリステンセンが、1997年に初めて提唱した。

優良企業は、顧客のニーズに応えて従来製品の改良を進め、ニーズのないアイデアを切り捨てる。イノベーションには、従来製品の改良を進める「持続的イノベーション」と、従来製品の価値を破壊して全く新しい価値を生み出す「破壊的イノベーション」がある。優良企業は、持続的イノベーションのプロセスで自社の事業を成り立たせているため、破壊的イノベーションを軽視する。

優良企業の持続的イノベーションの成果は、ある段階で顧客のニーズを超えてしまう。そして、それ以降、顧客は、そうした成果以外の側面に目を向け始め、破壊的イノベーションの存在が無視できない力を持つようになる。

他社の破壊的イノベーションの価値が市場で広く認められる。その結果、優良企業の提供してきた従来製品の価値は毀損してしまい、優良企業は自社の地位を失ってしまう

引用: Wikipedia

低ベースにしなきゃだめおじさん

何のために低ベースにしなければならいのか?

6号機開発当初「旧基準機に近いバランス設計のために、どうにかして低ベースを実現しなければならない」という常識的な概念があったと考えられる。

しかし、低ベースを実現したいがために変なペナルティを与えるなどしてユーザーに負担をかけてまでこだわらなければならなかったのか?

それとも高ベースになってしまうかわりに若年層ユーザーに新しい体験を与えることを目指すのか?

実は選択肢は1つではなかったはずだ。

純増の上限が撤廃されたのに、高純増を目指さず、バランスが崩れるから稼働しないと勝手に決めつけて、4号機を体験していない世代のニーズに目を向けるのを忘れてしまい、旧基準機の延長線上のような無難な台の開発に収まってしまったメーカーも多かったのではないだろうか…

難関“客層を選ぶ”色目押しナビ

高純増を実現するために超えなけれならない最後の難関、色目押しの導入。これには反対する人も多かったのではないかと考えられる。

その理由として栄華を誇ったパチスロ4号機時代、「獣王」の色目押しから始まったATは、最終的に「アラジンA」や「ミリオンゴッド」など目押し不要の押し順ナビの搭載により完成形に達し、多くのライトユーザーを取り込んだ歴史があるからだ。

客層を上級者に限定してしまう色目押しの採用は定石ではないとされる中で、あえての色目押しナビを貫いたことも勇気のある決断だったと考えられる。

初期出荷台数をあえて抑える

最後に営業手法として、あえて初期出荷台数を抑えて、目先の販売台数よりも稼働の実績を優先させるという戦略も素晴らしい判断だったといえる。

これが現在の新パネルによる増台に継ぐ増台へとつながっていると考えられる。

このような様々な常識を打ち破り、アニメリゼロコアファン層の世代には未体験の純増8枚を提供できたと考えるとパチスロリゼロがいかに“鬼がかったやり方”で成功を収めたかが理解できるだろう。

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